理系人間と文系人間の違いって何?

「理系人間」「文系人間」という言葉を聞いたことはありませんか?

もしかしたら、
「アイツは理系人間だから」「あの人は文系人間よね~」
なんて話で盛り上がったことがあるかもしれません。

でも改めて考えてみると、「理系人間って何だろう?」
「文系人間って何だろう?」と不思議になってきませんか?

そこで、今回は理系人間、文系人間についてをまとめてみました!


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理系人間とは?


一般的に「理系人間」に分類される人は、
冷静で物事を感情に流されずに数値で見ることが得意な人です。

また、無駄を嫌い、なんでも効率よく進めようする傾向があります。

その代わり、人の感情を読んだり、
場の空気を読むことが苦手なことも多々。

理系人間にとっては、
「思いやり」や「気遣い」が無駄に思えてしまうこともあるのです。


文系人間とは?


一般的に「文系人間」とされる人は、
感情豊かで、人に対する思いやりや、空気を読む能力に長けた人です。

常に場の空気のことを考え、効率よりも、
より人間関係を大事にする傾向があります。

その代わり、場合によっては冷静な判断が出来ず、
仕事のような割り切りを必要とする場面で戸惑ってしまうことも。

文系人間にとっては、効率よく仕事を進めることが
「冷たい人間である」かのように見えてしまうことがあるのです。

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それぞれのありがちなトラブル


お使いを頼んだ場合を考えてみましょう。


【理系人間の場合】

友人「ケーキ買ってきてくれない?」

理系「いいよ、何人分?」

友人「三人分でお願い」

理系「買ってきたよ」

友人「え、ショートケーキ?生クリーム苦手なんだけど」

理系「ケーキ三つ買ってきて、としか言わなかったじゃん」

友人「(つきあいが長いから私が生クリーム苦手なことぐらい知ってると思ってたのに)」

理系「(ケーキとしか言われなかったから一番無難なショートケーキを選んだのに)」


理系人間からすると、
「誰が食べるのか」をあらかじめ指定もされてないのに、
なんで生クリームを使ったショートケーキを避ける必要があるのかが
わからないのです。

必要な条件が他にあるなら、先に言うべきだし、
それを言わないなら、
大多数の好みに合わせて選んで何が悪いんだろう、という考え方です。



【文系人間の場合】

友人「ケーキを買ってきてくれない?」

文系「いいよ。でもなんで?」

友人「急な来客があってさ(なんで理由を言わなきゃいけないんだ……)」

文系「相手は女性? 男性?」

友人「……女性だけど(なんでそこまで言わなきゃいけないんだ)」

文系「どういった関係? 年齢は?」

友人「…………(ただケーキを買ってきてくれればいいのに)」


文系人間からすると、
女性ならチーズケーキやフルーツケーキの方が好きだろうし、
また好みは年齢によってある程度変わるし、
関係によって予算も変わるし、と全部必要な情報なのです。

ですが、人によってはただ詮索された、
と気を悪くしてしまうかもしれません。


考え方の癖を把握


こんなにも考え方に差がある文系人間と理系人間。

それぞれの考え方の癖を掴むことで、
トラブルの大部分は避けられるようになります。

例えば上の例なら、
理系人間にケーキを頼むなら
最初に最低限の条件を必ずつけるようにするだけで、
お互い嫌な思いをしなくてすみます。

文系人間にケーキを頼む際に詮索されたくないのなら、
最初に「どんなケーキでもいいよ」と一言添えれば
文系人間も自分のチョイスでケーキを選んできてくれるでしょう。

ケースバイケース、
お互いに気持ちよい関係を築く一番のコツは、
相手を理解することなんじゃないでしょうか。


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