東京マラソン コースは?

年も明け、東京マラソンのシーズンが近づいてきました。2007年にスタートした市民マラソンであり、近年では一般参加の部で倍率が10倍を超えるほどの人気イベントとなっています。

ここでは、東京マラソンの概要や歴史をお伝えしつつ、コースを詳しくご紹介します。そして、2014年の東京マラソンに参加する予定の有名人についても触れていきたいと思います。

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都民の夢が実現した『東京マラソン』

東京マラソンは2007年に始まった市民マラソン大会で、正式名称には『東京マラソン○○』の○○部分に開催年が付されます。

毎年2月か3月に開催されていて、約3万人のランナーと約1万人のボランティア、多くの観衆や企業・団体の心がひとつになるマラソン大会として人気を博しています。
2013年大会からは『ワールドマラソンメジャーズ』に加入し、世界における主要なマラソン大会のひとつとなりました。

しかし、東京マラソン構想は当初、まさに『夢物語』であると言われていました。主に都民らから、都市部の公道を使用する大規模マラソン大会開催の要望が継続して上がり、当時の石原都知事などが中心となって2007年に第1回大会が開かれました。

また、石原氏は東京マラソンが東京オリンピック構想のアピールも兼ねると考えていて、警備を担当する警視庁などがマラソンの制限時間を5時間にしたいと要望するも、制限時間を7時間にすることにこだわりました。

さて、東京マラソンには以下のエントリーがあります。

・男女フルマラソン
・男女10kmロード
・車いすマラソン(フルマラソン)
・障害者(車いすの部、視覚障害者、知的障害者、移植者)10km

男子フルマラソンについては2006年で終了した東京国際マラソンの後継大会として位置づけられており、世界陸上選手権をはじめとする国際大会の代表選考レースとなっています。

一方で、女子フルマラソンについては2008年までは東京国際女子マラソンが東京マラソンと並行して行われていました。
2009年からは東京国際女子マラソンの事実上の後継大会として横浜国際女子マラソンが開催されるようになったため、東京マラソンは事実上のオープン大会となっています。
しかし、選考状況次第では参考にされる場合もあります。


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都心部や観光名所を回り、東京の魅力を満喫できるコース

続いては、東京マラソンのコースについてご紹介したいと思います。
東京マラソンでは都心部や観光名所などをくまなく回るコースが組まれていて、東京の魅力を満喫しながらマラソンをすることができます。
長くなりますが、今からコースを詳しくご紹介します。


東京都庁舎前→(都庁通り)→都庁北交差点→(北通り・都道新宿副都心8号)

→新都心歩道橋下交差点→(青梅街道・靖国通り・外堀通り)→飯田橋交差点

→(目白通り)→飯田橋一丁目交差点→(専大通り)→西神田交差点

→(水道橋西通り・内堀通り)→祝田橋交差点→(内堀通り)→日比谷交差点

→(日比谷通り)→芝五丁目交差点→(第一京浜)→品川駅手前→(第一京浜)

→芝五丁目交差点→(日比谷通り)→日比谷交差点→(晴海通り)

→銀座四丁目交差点→(中央通り)→日本橋交差点→(永代通り)

→茅場町一丁目交差点→(新大橋通り・清洲橋通り・清杉通り・江戸通り)

→駒方橋西詰→浅草寺雷門前→吾妻橋西詰→駒方橋西詰→日本橋交差点

→銀座四丁目交差点→(晴海通り)→築地→(佃大橋・朝潮大橋・晴海橋)

→豊洲→東雲一丁目→(都橋通り)→東京ビッグサイト(江東区有明)


このコースはフルマラソンの場合であり、10kmの場合は東京都庁舎前をスタートとし、日比谷でゴールとなります。
激しい上り坂はないものの、スタートから7kmで約40m下るという序盤の下り坂や、35km以降の橋の前後でのアップダウンなど、市街地を走るマラソンとしては変化に富んだコースと言えます。

東京マラソンは陸上選手が参加する『エリートの部』のほかに、『一般参加の部』があります。前年の夏ごろに行われる事前エントリー後の抽選により出場者が決定します

毎回、定員以上の応募があり、近年では10倍を超えることも多いです。また、通常の出場枠と異なり先着順の『チャリティランナー』という制度もあります。
これは、指定の期間内に個人として10万円以上の寄付を行った参加者が対象となっています。


今年の開催は2月23日!有名人は誰が参加?

『東京マラソン2014』は2014年2月23日(日)に開催されます。
現在では東京の一大イベントとなっているこの大会は、テレビなどで活躍する有名人が多数参加することでも有名です。
現在、東京マラソンに参加する予定の有名人について、少しご紹介します。

・長谷川理恵(モデル)
・北澤豪(元サッカー選手)
・原田泳幸(日本マクドナルド会長)

このように、バラエティーに富んだ有名人が出場します。また、日本テレビの昼のバラエティー番組『ヒルナンデス!』では、レギュラーメンバーが東京マラソンに参加します。
2012年は曜日レギュラー対抗で多くのメンバーが出場しましたが、2014年はお笑いコンビ『たんぽぽ』の白鳥久美子が走ることになりました。

また、一般の人で仮装をして走る人も多く、マラソン大会を盛り上げています。
東京の一大イベントとなった『東京マラソン』。
ボランティアやランナー、観客として参加してみてはいかがでしょうか。


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