消費税、増税前vs.増税後!住宅購入のタイミングは?

2014年4月から消費税がアップして8%になります。

住宅会社は増税前の家づくりを推進していますが、
本当にお得なのでしょうか?

住宅購入のタイミングに迫ります。


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3月までの引渡しで5%ぎりぎりセーフ

我が家では5年以内に住宅を持ちたいとの計画をしているため、
今年の初めから数々の住宅展示場を回ってきました。

消費増税が確実になってからは、
住宅展示場のお客さんの数も増えてきたように思います。


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消費税が現行の5%から8%に上がってしまうのは2014年4月から。

住宅においては9月末までに契約を済ませるか、
3月末までに引渡しが完了すれば5%のままで家を購入することができます。


増税後のほうがお得?政府が行う優遇策とは

消費増税後には国民の負担を減らすため、
住宅取得に関する優遇策が実施されます。

まずは住宅ローン減税です。

10年分適用されるこの制度ですが、
増税後は控除額が増えます。

現行では最大200万円までですが、
増税後は400万円になります。

また、一定の基準をクリアした「長期優良住宅」に関しては
300万円から500万円にアップします。

また、「すまい給付金」も見逃せません。
所得制限があるものの、10~30万円の給付を受けることが可能です。

このように、増税後に住宅を取得したとしても、
増税分の負担を相殺できるような仕組みが作られています。

また、頭金が少ないとその分ローン借入額が増えるため、
合計の支払い金額が膨らみがちです。

頭金をしっかりと用意できればローンが破綻する恐れも減るため、
手元に資金がない場合は家づくりを急ぐのは得策ではないと感じます。


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増税前に家を建てたほうがイイ人ダメな人

それでは、増税前と増税後のどちらに家を買うべきなのでしょうか?

「急がば回れ」という言葉があるように、
焦って契約してもあまりメリットは無いのです。

家は一生のうちで一番高い買い物です。

そのため、「なぜ家を建てるのか?」という動機や
デザイン、業者などをきちんと考える必要があります。

何とかして3月までに完成させるとなると、
悪徳業者に付け込まれる隙ができてしまいます。

また、需要が増えることにより
材料や人手が足りなくなるということも懸念されています。

それでは、どのような人が増税前に家を建てるべきなのでしょうか?

それは、「もともと建てる予定だった人」。
その一言に尽きます。

デザインや間取りに関してアイデアがまとまっていて、
土地探しや業者選び、資金の準備もしっかりしている人たちです。

そういった人は5%のうちに家を取得するほうがお得だと思います。

しかし、今までまったく家のことを考えてこなかった人が
増税を機に駆け込むのは失敗の元ではないかと私は考えます。

私も今まさに家づくりの情報収集中です。

増税という外的要因に惑わされず、
自分の人生設計に合わせてマイホームも計画したいものですね。


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