梅雨入り予想2014!関東,四国,東海,東北の梅雨入りはいつ?

ゴールデンウィーク中の5月5日、沖縄地方が平年より4日、昨年より5日早く梅雨入りとなりました。
梅雨は東アジアの広範囲で見られる気象現象であり
日本では北海道と小笠原諸島を除く全国各地で起こります。

ここでは、梅雨のメカニズムについてご紹介しながら
2014年の関東,四国,東海,東北など全国の梅雨入り予想についてまとめていきたいと思います。

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暖かい空気と冷たい空気がぶつかり合うことで、梅雨前線ができる

日本(北海道と小笠原諸島除く)や朝鮮半島南部
台湾など東アジア特有の気象現象である「梅雨(つゆ、ばいう)」。

梅の実が熟すころであるという説や、毎日雨が降るから
「梅」という字が当てられたという説など、梅雨の語源については諸説あります

5月から7月にかけて、1ヶ月から1ヶ月半程度、雨や曇りが続くのが特徴で
この時期は特にカビや食中毒などに注意が必要です。

続いては、梅雨のメカニズムについてご紹介していきたいと思います。
まず、日本の周りには性質の異なった空気のかたまり(気団)が4つ有り

オホーツク海気団
シベリア気団
揚子江気団
小笠原気団

と呼ばれています。

この中のオホーツク海気団(冷たい)と小笠原気団(暖かい)が
ぶつかりあうことによって、「梅雨前線」が生まれます。

そして、冷たい空気と暖かい空気がぶつかると
たくさんの雲が発生しますので、雨や曇りの天気になります。

季節が夏に近づくと次第に小笠原気団の勢力が大きくなるため
梅雨前線は北上します。
オホーツク海気団を北へと押しやると梅雨明けとなります。


地域ごとに梅雨入りや梅雨明けが発表される

さて、梅雨の時期が始まることを「梅雨入り」「入梅(にゅうばい)」と呼び、終わることを「梅雨明け」や「出梅(しゅつばい)」といいます。
梅雨が起こるほとんどの地域において、気象当局が梅雨入りや梅雨明けの発表を行っています

日本においても各地の地方気象台・気象庁が地域ごとに
梅雨入りや梅雨明けの発表を行っています。

ちなみに、地域の分け方は基本的には学校で習ったとおりなのですが
違う部分もあります。
たとえば、「九州北部」に山口県が含まれているといった点が挙げられます。

気象情報をチェックする際は自分が住んでいる都道府県が
どの地域に属しているのかを確認
しておく必要があります。


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5月5日に平年よりも早く沖縄が梅雨入り!

続いては、今年の梅雨入りについてご紹介していきたいと思います。
ゴールデンウィーク中の5月5日沖縄地方が全国に先駆けて梅雨入りしました。
これは、平年よりも4日、昨年よりも5日早いそうです。
5日は梅雨前線の影響で大気の状態が不安定となり
沖縄地方で激しい雨が降りました。

ほかの地域の梅雨入り時期ですが、平年並みであれば

九州南部5月末
九州北部から中国、四国、近畿、東海、関東甲信6月5日から8日
北陸と東北6月中旬にかけて

順次梅雨入りする予想となっています。

梅雨時期はカビや食中毒に注意が必要ですので
天気予報で気温や湿度などをチェックしつつ、しっかりと対策をしましょう!



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