相互利用でさらに便利に!ICカードSuica

JR東日本が開発したICカードタイプの乗車券「Suica」が今年の3月には全国各地の鉄道会社でも使えるようになりました。
色々と便利なこのカードの使い方についてご紹介します!


suica



Suicaってどういうカード?

「Suica」とは、JR東日本が開発したICカードタイプの乗車カードを指します。2001年からサービスを開始して、2012年3月末の発行枚数は約4000万枚に上ります。

今までJRグループでは磁気式プリペイドカードを発売していましたが、磁気式カードは機能や利用範囲が限定され、偽造の恐れや使用済みカードが廃棄物になるなどの問題点が数多く存在していました。

それに対してSuicaはICカードのため、多くの情報を通信できます。そのため運賃の支払いに使うだけでなく、残額が不足してもチャージ(入金)して繰り返し使用できる機能や、キオスクなどで商品の支払いに使用できる電子マネー機能など、数多くの機能が搭載されています。


Sponsored Links



Suicaを利用してみよう!

Suicaカードはエリア内の主要駅に設置されたみどりの窓口やカード発売機、キオスクなどで販売されています。新規購入時には預かり金500円が徴収され、発売額からこの分を差し引いた分が乗車券や電子マネーとして使える残高となります。

なお、この預かり金はカードの使い捨て防止の観点から用いられているため、カードを返却したり払い戻したりする際は全額返金されるシステムになっています。

また、カードにチャージをする場合は券売機や自動精算機はもちろん、キオスクやコンビニエンスストアなどで行うことができます。最大20000円までの入金に対応していて、1回あたりの入金金額は1000円から10000円となっています。


全国各地に広がる、ICカードの相互利用

2013年3月23日から、全国10種類の交通系ICカードの相互サービスが開始され、PASMO(関東周辺)やKitaca(JR北海道)、TOICA(JR東海)、manaca(名古屋市交通局)などの間で相互利用が可能になりました。

北海道から九州まで相互利用の区間が広がったので、対応しているICカードを1枚持っているだけで日本全国の鉄道やバスに乗れるようになりました。ただし、相互利用カードのエリア内であってもシステムの都合上、一部利用できない場合もあるので注意が必要です。

また、2つのエリアをまたがって利用することは、一部のエリアを除いてできません。

私は名古屋鉄道のICカードであるmanacaを所持していますが、東京に旅行に行ったときに使えたのでとても便利でした。

複数のICカードを重ねてタッチするとエラーが起こる場合があるので、いろいろと持たずに1枚で各地にいけるシステムは素晴らしいと感じています。




Suica



スポンサードリンク





こんな記事もあります