どうやって選ぶ?自動車保険の賢い見積もり方法

毎年やってくる『自動車保険』の更新。
保険料が高いと思いつつも、そのまま継続していませんか?

ここでは、まず『強制保険』と『任意保険』の違いについてお伝えし、
任意保険の保険料の決定方法についてもご紹介していきたいと思います。

ドライバーや車種によって保険料がどう増減するのか、
しっかりと見ていきます。

また、私が行っている自動車保険の見積もり方法についても
経験を元に触れていきたいと思います。

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自動車保険には『強制保険』と『任意保険』の2種類がある

自動車保険とは、自動車の利用に伴って発生する損害を補償する保険を指します。
法的には『強制保険』と『任意保険』があります。

また、農協や全労済などで取り扱うものは『自動車共済』と呼ばれますが、
ここでは特に区別せず『自動車保険』という名称でご説明していきたいと思います。

まずは強制保険についてご紹介したいと思います。
自動車を『運行』の用に供する際に、
法律によって加入が義務付けられている自動車保険をこう呼びます。

自動車損害賠償保障法に基づく
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)』がこれにあたります。

この保険は対人賠償保険であり、
それ以外は保障されません。

つまり、車の破損などの物的損害に対しては
一切保険の適用がありません。

また、自賠責保険を契約せずに自動車(オートバイ含む)、
原動機付自転車を運行した場合は、
法律によって処罰され、
運転免許の行政処分の対象となります。


自賠責保険は被害者の最低限の救済を目的としたものであり、
それだけでは不十分であるという考えから、
任意で加入できる保険が保険会社などから販売されています。

これを一般的に『自動車保険』
あるいは『任意保険』と言います。

ただし、任意保険を契約したからといって、
自賠責保険を解約することは認められていません。


保険料はさまざまな要因で高くも安くもなる

自動車保険は、さまざまな会社が商品を展開しているので、
選び方が分からない方も多いと思います。

そもそも、自動車保険の保険料は
どのようにして決定されるのでしょうか。

続いては、保険料が増減する条件について
まとめたいと思います。

【保険料が高くなる条件】
・20代~30代の若年者
免許を取ったばかりで運転技術が未熟なだけでなく、
青年期ゆえの無謀な行動に基づく危険な運転をするリスクが高いためです。

・違反歴や処分歴の多いドライバー
交通事故が多かったり保険金詐欺を行ったりした人は
契約を拒否される場合があります。

また、虚偽の申告をして契約した場合も、
うそが判明すれば保険金が支払われない場合があります。

・スポーツカー
それ以外の車両に比べてスピードが出るなど、
事故率が高いためです。

・車格の大きい車両(高排気量)
保険料を安い順に並べると、
軽自動車、小型車、普通車となります。

また、コンパクトカーよりも
SUV(ランドクルーザーなど)のほうが高くなります。

これは、車格の大きさと排気量がおおむね比例していて、
車格が大きいほど加害事故の加害損害額が増加するためとされています。

・高級車
何をもって『高級車』とするかは各保険会社によって異なっていますが、
事故率ではなく盗難率が高いという点から保険料が高くなります。

【保険料が安くなる条件】
・ゴールド免許のドライバー
事故率が低いためです。

・安全装備(エアバッグなど)の整った車両
事故の被害を軽減するとされているためです。

・排気ガスや燃費の少ない低公害車(エコカー)、ハイブリッドカー
環境への配慮を促すという観点から、保険料が安く設定されます。

・新車
新規購入車両に対し、保険の新規契約を促進する営業戦略です。

・ノンフリート等級が高い
ノンフリート契約は主に個人向けであり、
事故率の低い対象を優遇し、
等級によって保険料が変化します。

通常は6等級からスタートし、
1年間無事故であれば等級が1つ上がります

逆に事故を起こすと3等級下がり、
保険料が上がります。

最高は20等級であり
新規加入者がこの等級になるためには、
最短でも14年かかる計算になります。


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お得な自動車保険はこうやって選ぼう!

自動車保険は1年ごとの契約で、
契約が切れるのに合わせて
他の会社に乗り換えることもできます。

その際、ノンフリート等級は引き継がれますので、
また6等級からやり直しということはありません。

さまざまな保険会社が自動車保険を提供しているので、
どう選べばいいか分からない方も多いと思います。

私は以下の2つのやり方で見積もりを行っています。

【プレゼントなどがある会社に見積もり依頼】
テレビCMや新聞の広告などで、
『新規見積もりで図書カードプレゼント』

などの文言を目にした方も多いと思います。

私はそういう情報をキャッチしたら
すぐに見積もりを出すようにしています。

プレゼントが届いてお得ですし、
今契約している会社よりも安ければ、
すぐに切り替えることができるのでオススメです。

【一括見積もりサービスを利用】
『価格.com』や『保険の窓口インズウェブ』などが提供している、
自動車保険一括見積もりサービスを利用すると、
多くの保険会社の見積もりを同時に確認することができる
ので、
とても便利です。

『自動車保険が高いなぁ…。』と感じている方は、
契約内容をチェックして不必要な保障は削ったり、
もっと安い保険会社に乗り換えたりしましょう。

『保障』と『安さ』のバランスを保ちつつ、
最適な自動車保険をお選びください!


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