エアコン掃除の仕方 自分でする場合とプロに頼む場合

暖かくなってきたので、各家庭では
エアコンの使用量が日に日に減ってきていると思います。

しかし、夏に使うまでそのままの状態で放置しておくのは考え物です。

内部にホコリやカビが溜まったエアコンを使用すると、嫌な臭いを感じたり、健康に悪影響があったり、電気代がかさんだり、などの弊害があります。

そういったことを解決するために行わなくてはならないのが「エアコンの掃除」です。

ここでは、自分で行う方法と業者に依頼する方法の2つについてご紹介。

そして「フィルター自動お掃除機能」がついたエアコンの
手入れについてもご紹介していきたいと思います。


内部は雑巾で拭けないので、専用のスプレーを使う

エアコンの正式名称は『エア・コンディショナー』で
部屋内の空気の温度や湿度などを調整する機械です。

エアコンは冷房だけでなく暖房もできるため夏や冬に大活躍します。
春や秋はエアコンを使わない家庭が多いと思います。

夏に使ったエアコンを冬になって久しぶりにつけたら
何かイヤな臭いがする…」と感じた方も多いのではないでしょうか。

その臭いの原因は、エアコンの奥に溜まったカビやホコリかもしれません。

また、エアコンの汚れを放置しておくと冷暖房効率が下がるため
節電の観点からも望ましくありません。

そのため、ここではエアコンの掃除について、考えていきたいと思います。

まずは、自分で行う方法からご紹介していきます。

目に見える部分のホコリは簡単に除去できますが、内部の汚れは
拭き掃除では取れません。

そこで用意したいのが「市販のエアコン洗浄スプレー」です。

スプレーするだけでエアコンの奥まで洗浄でき、緑茶ポリフェノールや除菌剤
などの効果ですっきりと消臭・除菌が可能です。

具体的には以下の手順で行いますが
掃除をする前にエアコンのプラグは抜いておきましょう。


   ■ (1) エアコンの周りのホコリを雑巾などで拭きます。

   ■ (2) フィルターのホコリを掃除機で吸い取ります。

   ■ (3) エアコン周りの床に新聞紙を敷いたり
       ビニール袋をエアコンにかぶせたりして
       洗浄液が飛び散らないように準備をします。

   ■ (4) 薄い金属がずらっとならんだ「冷却フィン
      と呼ばれる部分にエアコン洗浄スプレーを
      満遍なく吹きかけます。


   aircon1


   ■ (5) 10分ほど放置して、十分に乾燥させます。








エアコン洗浄スプレーといった特別な道具は必要ですが
こうすれば自分でもエアコンの内部の掃除をすることができます。


プロに依頼してクリーニングしてもらうのも手

エアコンの掃除をしたくても「自分では無理…」
という方も多いと思います。

そういった場合は、プロに頼むのも良いのではないでしょうか。

最近ではたくさんのクリーニング業者がありますので
インターネットなどで業者の口コミを確認しつつ
気に入ったところに依頼をしてみましょう。

ここでは、CMなどでもよく見かける『おそうじ本舗』と
ダスキン』についてご紹介したいと思います。


  ・おそうじ本舗
     壁掛けタイプの場合は
     『スタンダード』で1台10500円~となっています。

     作業時間は約2時間
     エアコン本体やファン、フィルターなどを掃除してもらえます。

     室外機も含めて掃除をしてもらう場合は15750円~となります。

     このほかに防カビや抗菌など6つの効果がある
     「オールチタンACコート」をセットすることもできます。

     その場合は13650円~、
     室外機もセットだと18900円~となります。

     このほかにも、植物原料の洗浄剤を使った
     『エコ洗浄』などのコースもあります。



  ・ダスキン
     エアコンクリーニングを始めて約20年の実績が自慢の
     ハウスクリーニング会社です。

     壁掛けタイプのエアコンだと1台12400円
     約1時間~1時間30分で作業が終了します。

     抗菌コートをセットにすると14500円になります。
     2台目以降は料金が安くなっていきます。


少しお値段は張りますが、たまにはプロの手を借りて
すっきりとした室内環境を得るのも良いのではないでしょうか。


多くの消費者は「フィルター自動お掃除機能」を誤解している

最近では、「フィルター自動お掃除機能」が
ついているエアコンも見るようになりました。

この機能がついているからといって
まったく掃除をしなくて良いわけではありません。

消費者の中で誤解が広まっていますが
ほかのエアコンと同じように定期的な掃除が必要です。

こういった機能がついているタイプのエアコンは
前述のハウスクリーニング会社に依頼する際も
通常より高い料金を取られることが多いです。

宣伝文句につられて購入すると
「こんなハズじゃなかった…!」と感じる方もいると思います。

それぞれのメーカーによって少し仕組みが異なっています。

「どんな仕組みなのか」ということを。カタログやインターネットなどでしっかりと調べ
メリットやデメリットを理解した上で購入するのが良いでしょう。

自分で掃除するにしてもプロに依頼するにしても
健康を損ねないようにエアコンの掃除はしっかりと行いたいものです。


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