子供連れの初めてのキャンプはコテージもオススメ!

山の雪が溶ける頃になると
アウトドアが好きな方はキャンプに繰り出します。

春休みやゴールデンウィーク、夏休みに
キャンプにチャレンジしたい方も多いと思います。

でも、なかなか最初の一歩が
踏み出せないのではないでしょうか。

ここでは、日本のキャンプの歴史やキャンプに行く前の注意点
子供の年齢別のアドバイスなどをまとめていきたいと思います。


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現在では、多くの人がキャンプを楽しんでいる

キャンプとは、野外で一時的な生活をすることを指し
『野営』や『宿営』などとも呼びます。

現在では『キャンプ』と言った場合
その多くがテントや即席の小屋状のもので
過ごすことを示しています。

しかしキャンプという概念は
特にそういったものだけに限定されているわけではありません。

岩窟など自然の地形を利用したものや
登山などでビバークすることもキャンプにあたります。

現在では、キャンプはさまざまな目的で行われています。

同士と共同生活を行うことで、自己を見つめなおしつつ
自分の中の協調性や責任感、ボランティア精神や友情を育む
といったことが期待されています。


さて、日本に近代的なキャンプの概念が導入されたのは
明治時代のことでした。

明治政府は、西洋諸国の制度や文化を模倣して取り入れるようになり
自由教育の一環として、西洋のスポーツの多くを取り入れていました。

キャンプもその中に含まれていました。

明治の後半になると学習院で夏期のキャンプが導入され
その後全国に広がっていきました。

戦時中はキャンプをする余裕がなくなってしまったものの
戦後は学校におけるキャンプが盛んに行われるようになりました。

また、民間だけでなく行政組織によるキャンプ推進も行われ
1965年には日本キャンプ協会が設立されました。

そして現在では、子供から大人まで
多くの人がキャンプを楽しんでいます。


初心者は日帰りキャンプや道具レンタルを上手に活用

続いては、キャンプを始めてみたい方に向けて
注意点やアドバイスなどをまとめていきたいと思います。

まずは道具についてです。

キャンプをする場所にもよりますが
キャンプは多くの道具を必要とします。

しかし、初めてのキャンプですべての道具をそろえるのは
経済的負担が大きいです。

そのため、初めて行く場合は知人から借りたり
キャンプ場のレンタル用品などを上手に利用したりしましょう。

全国各地の多くのキャンプ場が
手ぶらで行っても大丈夫なシステムになっています。

また、宿泊することに抵抗がある場合は
日帰りの『デイキャンプ』を体験してみましょう。

これによってキャンプ場の雰囲気や楽しさを知ることができるので
2回目からは安心して宿泊することができます。

続いては、キャンプをする前に
知っておきたいことをまとめたいと思います。

・テントだけがキャンプではない
テントに泊まることだけがキャンプではありません。

コテージやトレーラーハウスに泊まるのも楽しいので
家族の好みやスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。



camp



・キャンプ場選びは優先順位を明確にする
キャンプ場を選ぶ際には、『キャンプで何をしたいのか』
を明確にすることが大事です。

場所によっては温泉やプール、アスレチックがある所もありますし
景色やロケーションを重視して選んでも良いと思います。

私は子供の頃、キャンプ場で乗馬やヘリコプターに搭乗する体験をして
その思い出が今も鮮明に残っています。

・テントを設営する場所は?
『好きなところにテントを張って良い』と言われると
意外と悩むものです。

トイレや炊事場は人の往来が多いので
ある程度避けた方が落ち着けます。

また、夏なら木陰になるようなところに設営しましょう。

・ルールを守る
キャンプでは最低限のマナーを守るようにしましょう。
特に守らなくてはならないのは以下の4つです。

■(1) 夜は遅くとも22時には消灯し
   騒音を立てないようにしましょう。

■(2) 炊事場などの共用施設は
   使ったらきちんと掃除しておきましょう。

■(3) 火の粉はテントなどに穴を開ける可能性があるので
   花火はやらないようにしましょう。

■(4) ごみの分別はキャンプ場の指定通りに行い
   捨てられないものは持ち帰るようにしましょう。

キャンプでは、『来たときよりもきれいにして帰る』
ということを念頭に置いて楽しむことです。


安全を確保して、年齢に応じた体験をさせるのが◎

最後に、子ども連れでキャンプに行く場合の
注意点などをまとめていきたいと思います。

私も子供のころはかなりキャンプに行ったので
経験に基づいたお話ができればと思います。

子供の年齢ごとに気をつける点は変わってきますので
それぞれご紹介していきます。

【~1歳】
生まれたばかりの頃は体温調節が難しいことから
寒暖差が激しいキャンプに連れて行くことはおすすめしません。

また、虫刺されが悪化するなど危険が多いので
この時期は極力避けたほうがベターです。

【2歳】
大人の言葉が理解できるようになったら
キャンプデビューをしても良いでしょう。

両親がよっぽどキャンプに慣れている場合以外は
テントではなくコテージなどに宿泊した方が良いと思います。

【3歳】
キャンプを少しずつ楽しめるようになってきますが
火や包丁は大人が扱いましょう。

【4歳】
自分で料理をしたくなってくるので
子供用ナイフなどを使って料理の体験をさせると良いと思います。

【5歳~】
色々なことができるようになってくるので
安全は確保しつつ火の扱いなどを体験させましょう。

小学校の高学年になると
学校で野外活動を行います。

できれば、それまでに一度はキャンプを体験させておくと
学校で行ったときにパニックにならないのでおすすめです。

『小さい頃から自然に触れさせたい』
と願う親は多いと思います。

しかし、キャンプには楽しさとともに
危険がついて回ります。

子供の安全を第一にして
キャンプの計画を立ててみてくださいね。



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