花粉症の市販薬で人気なのは?

春が近づいてくるにつれ、花粉症の対策を考え始めている方も多いのではないでしょうか。花粉症の治療には、薬などによる対症療法が多くとられています。

最近では処方薬と同じ成分を持つ薬が薬局やドラッグストアで販売されていて、病院に行く時間がない方などから人気を集めています。

ここでは、花粉症の薬の種類についてお伝えしながら、市販の内服薬の中でも特に人気が高いものについてご紹介していきます。


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花粉症患者にとって春は特にツライ季節…

花粉症とはアレルギーの1種であり、植物の花粉が鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされます。症状の特徴としては、くしゃみや鼻水、鼻詰まりや目のかゆみが挙げられ、これら4つを一般に『花粉症の4大症状』と呼びます。

日本においては北海道の大半を除き、スギ花粉が抗原となることが多いです。
原因植物としてはこのほかに60種類以上あると言われていて、ヒノキ科やブタクサ、マツ、イネ科、ヨモギなどの花粉によるアレルギーを持つ患者も多数います。私は中学生の時に血液検査をしたところ、イネ科の花粉症であることが明らかになりました。そのため、夏まで花粉症に悩まされています。

花粉症のメカニズムについて語るときに、『アレルギーコップ』というたとえが使われることがあります。これは、体内のコップに長時間かけて一定レベルの発症原因が溜まっていき、それがあふれると突然に発症するというものです。そのほかの要因では、『遺伝』や『環境(排気ガスなど)』、『栄養』などが挙げられています。


近年では、さまざまな診療科で花粉症に対応

花粉症の治療を受ける場合に適した診療科は耳鼻咽喉科です。
しかし、近年のアレルギー増加に伴って、たいていの医師は一定レベルの知識を有しています。よって内科などでも十分な治療が受けられることがあります。また、子供の場合は慣れているという観点から小児科のほうが良いことがあります。同様に、妊婦や授乳婦の場合は産婦人科の方が融通のきくことがあります。

花粉症の検査においては、『その症状がアレルギー反応であることを証明すること』と『アレルギーの原因となっているアレルゲンを特定すること』の2点が重要になってきます。前者は問診をしたり鼻内の粘膜の様子を検査したりします。また後者は血液検査や微量のアレルゲンを注射して反応を調べる方法などで行われます。

花粉症の主な治療法としては『対症療法』と『根治療法』が挙げられます。前者は花粉症の各症状を抑えることを目的としていて、後者は花粉症そのものの治癒を目指します。

薬による治療は対症療法であり、現在のところでは確実な根治療法は開発されていません。ただし、『減感作療法』が根治療法にもっとも近いものであると言われています。これは、アレルゲンから抽出したエキスを注射などで定期的に投与するもので、効果を実感するのは治療開始後2~4ヶ月後であり、3年目で効果が最大になると言われています。

続いては、花粉症の薬についてご紹介していきたいと思います。花粉症はアレルゲンによって体内に出てきた『ヒスタミン』という物質によって神経や血管などが刺激されます。薬の性質によって、花粉症の薬を大きく3つに分けることができます。

・抗アレルギー薬
ヒスタミンの発生と放出を抑えることにより症状を軽くします。副作用が少ないため、シーズン中は飲み続けることが可能です。

・抗ヒスタミン薬
古くからある薬で、ヒスタミンの働きに直接的に作用します。即効的な効果が期待でき、抗アレルギー薬に比べて明らかな症状の改善を実感できます。

・ステロイド
人体で作られ分泌されているホルモンを人工的に作り出した薬剤です。ヒスタミンによって引き起こされた鼻の粘膜や目の結膜の炎症を鎮める効果があります。非常に強力であるため、花粉症だけでなく多くの疾患において『最後の切札』的な存在になっています。


病院にかかりたくない方に、薬局で買える市販薬が人気

花粉症の薬には病院でもらう『処方薬』と薬局で購入する『市販薬』の2種類があります。病院に行かずに花粉症を治したい方は多いと思うので、続いては市販薬の中でも特に人気が高いものをご紹介します。

花粉症の薬には内服薬のほかに点鼻薬や点眼薬もありますが、ここでは内服薬についてご紹介していきます。市販薬はほぼどれも抗ヒスタミン薬で、出先で急に症状がきつくなったときなどに重宝します。

ちなみに、『第1類医薬品』は効果が大きいので、薬剤師に相談しないと薬局では購入出来ません。
alegura




・アレグラFX(第1類医薬品)
処方薬と同一成分であり、眠気が起きにくい成分であることが特徴です。1日に2回服用し、28錠で1980円です。
alegion




・アレジオン10(第1類医薬品)
処方薬と同じ成分であり、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を改善します。眠気はアレグラの次に起こりにくいと言われています。1日1回就寝前に服用し、12錠で1980円です。


skyner



・スカイナーAL錠(第2類医薬品)
前述の2つと比較して、眠気が出やすいです。1日2回服用し、24錠で1060円です。効果が少し弱い分、価格が抑えられているのが特徴です。








この他にも、花粉症に対する薬は薬局やドラックストアなどで多数並んでいます。薬剤師としっかり相談して、自分の症状や予算に合った薬を選びましょう。また、薬に頼るだけでなく、マスクやメガネ、空気清浄機などを利用して、花粉を屋内や体内に入れない工夫も必要です。




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