今年こそは禁煙!タバコを止めるコツとは?

2014年が始まり、今年の目標を決めた方もたくさんいると思います。
喫煙者の方は、『今年こそ禁煙』と考えている方も多いのではないでしょうか。

ここではタバコの害や禁煙がなぜ必要なのかについて最初にお伝えし、禁煙のメリットや自己流で禁煙をするときのポイント、医療機関における禁煙治療などについてお伝えしていきたいと思います。

メリットがいっぱいの禁煙に、今年こそはチャレンジしてみませんか?

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タバコを止めると数々のうれしい変化が訪れる

まず、『禁煙って必要なの?』と感じている方に対して、タバコの害や禁煙のメリットなどについて挙げていきたいと思います。

タバコには、実に4000種類以上もの化学物質が含まれています。その中で、発がん性物質は60種類あります。また、タバコの煙に含まれる『ニコチン』は麻薬にも劣らない依存性を持つ薬物であり、止めるのが難しいとされています。

そして、喫煙を続けることにより、タバコを吸わない人と比べて寿命が10年も短くなると言われています。

続いては、禁煙することで得られるメリットについてご紹介していきたいと思います。
メリットは大きく分けて3つあり、『健康面』、『金銭面』、『家族』があります。それぞれ順にご紹介していきたいと思います。

【健康面】
・咳や痰が止まり、呼吸が楽になる
・味覚や嗅覚が鋭くなり、おいしく感じるようになる
・肩こりがなくなる
・目覚めがさわやかになる
・口臭がしなくなる
・肌の調子が良くなる

【金銭面】
・タバコにかけるお金がなくなり、趣味や旅行をたくさん楽しめる
・タバコが原因でかかる病気のリスクが減るので、医療費が節約できる

【家族】
・家族もタバコの煙を吸っていた場合、禁煙すれば家族ががんなどにかかるリスクがなくなる


周りの人も巻き込んで、上手に禁煙しよう!

さて、今までタバコの害と禁煙のメリットについてお伝えしていきました。

しかし、『禁煙するぞ!』と強く決意したのにもかかわらず、再びタバコに手を出してしまう方が後を絶ちません。その多くは喫煙者の意志の弱さのせいではなく、タバコの煙に含まれるニコチンのせいであると言われています。

禁煙を始めると、イライラや集中力不足などの、ニコチン切れ症状が現れます。しかし、禁煙し始めはこれらの症状が強く現れるものの、次第に治まってくるのが特徴です。

それでは、まず自力で禁煙するコツについてご紹介したいと思います。

まず大切なのは、『禁煙する理由を明確にする』ということ。
お金を節約したいのか、それとも自分や家族の健康のためなのか、明確な理由を決めておくと効果的です。

そして、次に『自分の喫煙パターンを知る』ことが重要です。
いつ、どんなときにタバコを吸っているのかを明確にすることで、対処法を導き出すことができます。

また、『禁煙仲間を作る』のもオススメです。
一緒にタバコを止める人がいれば、お互いに励ましあいながら禁煙できるので効果的です。

また、多くの人に自分が禁煙中であることをアピールしておき、もしタバコを吸っている現場を見たら罰金を払うというルールにしておくのも良いでしょう。

そして、最後にご紹介するのが『タバコの代わりを上手く見つける』ということ。
いつもタバコを吸っていた時間を趣味に使ってストレス発散したり、口寂しいときはガムやミント系タブレットを食べたりするなど、タバコの代わりになるものを見つけましょう。
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自力では困難な場合は、医療機関で禁煙治療

自力で禁煙することが難しい場合は、医師と二人三脚で禁煙を行いましょう。
医師に相談することで、自分に合ったアドバイスを受けることができ、禁煙の治療薬を処方してもらえるので禁煙の成功率が高まります。

新たな治療法として登場した『ニコチンを含まない飲み薬』は、ニコチン切れ症状を軽くするだけでなく、タバコをおいしいと感じにくくする効果を併せ持っているので、楽に禁煙することが可能です。

健康保険などで禁煙治療を受けることができますが、対応していない医療機関もあるので、事前に問い合わせをしておきましょう。

インターネットなどを活用すれば、自分の条件に合った禁煙外来を検索することができます。

それでは、禁煙治療の実際の流れについてご紹介していきたいと思います。
健康保険などを使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。はじめに喫煙状況などから健康保険などで治療が受けられるかをチェックします。

そして、毎回の診察では禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)の濃度を測定したり、禁煙状況に応じて医師のアドバイスを受けたりできます。

禁煙治療は、処方される薬にもよりますが自己負担3割の場合で12000円~19000円程度です。このため、1日1箱喫煙している場合はこの期間のタバコ代よりも保険診療で禁煙治療を受けた場合の自己負担額のほうが安くなる計算になります。

今年こそ本気で禁煙したい方は、禁煙治療を受けてみるのも良いのではないでしょうか。




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