バーストラウマとは?そのストレスを効果的に解消させるには?

バーストラウマという言葉を聞いたことがありますか?
あまり耳慣れない言葉で、聞いたことがないという方も少なくないと思います。

バーストラウマとは出産時心的外傷といわれるもので、いくつかのタイプがあるようです。

まず、お母さんのお腹の中にいたときのトラウマ・出産時のトラウマ・出産直後からのトラウマがあります。


お母さんのお腹の中にいた時の赤ちゃんが感じたトラウマ

お母さんのお腹の中にいたときのトラウマは、妊娠中にお母さんが感じる不安やイライラ、怒りや悲しみといったネガティブな感情をそのまま受けてしまいます。

このような感情は少なからず誰でも感じるものですが、それはお腹の赤ちゃんにも伝わってしまうのです。

もちろんポジティブな感情も伝わるのですから、妊娠中は優しい気持ちやハッピーな気持ちをより持っていることが大切ですね。


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(c) .foto project


出産時のトラウマ

出産時には自然分娩でさえ赤ちゃんは大きなストレスを受けるものです.

近年、麻酔薬や陣痛誘発剤による計画出産などの出産方法をとることで赤ちゃんに大きなストレスがかかってしまうことが原因にあるようです。

ですから、特にリスクのある方でなければ、出来るだけ自然な形で出産をすることが大切ではないでしょうか。

出産直後のトラウマ

新しい世界に生まれてすぐに、分娩室の光にさらされて、初めて自分で呼吸をして、お母さんから離れての検査をしてといったようなことが赤ちゃんにとって大きなストレスとなっているのです。

これは、仕方のないことですが、出来るだけお母さんと赤ちゃんがともに過ごせる時間を摂ることが大切ではないでしょうか。

このようないくつかのトラウマを「バーストラウマ」といいます。

そのストレスを癒してくれるのがベビーマッサージだと言われています。

お母さんやお父さんの温かく愛の詰まって手で触れてマッサージしてあげることで、赤ちゃんは安心して自分が愛されていることを実感していくことができるのです。

ストレスフルな現代社会では、このような「バーストラウマ」をまったく感じさせず、新しい家族を迎えることは難しいかもしれません。

もちろんできる限り、そのような思いを赤ちゃんに感じさせないような配慮は必要です.

生まれてからも赤ちゃんと一緒にいる時間を長くとって、愛のこもったベビーマッサージを行うことで赤ちゃんにちゃんと自分の愛を伝えることも重要ですね。




「出生外傷」出産の時胎児が見ているもの


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