今年の漢字 今年の世相を一文字で
今年の漢字はどんな一文字になるのでしょうか?
京都の清水寺で毎年12月12日に披露される「今年の漢字」。
今まで選ばれた字をおさらいしつつ、2013年のニュースもおさらいします!
いつから?誰が選ぶの?「今年の漢字」のプロフィール
2013年も残りわずかとなりました。今年はどんな年だったでしょうか?その年の世相を表す漢字として発表されるのが「今年の漢字」です。
1995年から始まり、年末の風物詩として親しまれています。
漢検でお馴染みの日本漢字能力検定協会が公募を全国より行い、
一番多かった漢字一字を採用しています。
披露されるのは「漢字の日」である12月12日。
京都の清水寺にて、巨大な和紙に今年の漢字が揮毫されます。
その年の世相を表す言葉として、皆の注目を集めています。
今までにどんな漢字が選ばれたの?その年のニュースと合わせてご紹介します
1995年に始まった「今年の漢字」。今までに選ばれたものを見てみると、
どちらかというと暗い話題を連想させる漢字が多い気がします。
その年のニュースにも触れつつ、「今年の漢字」ヒストリーをおさらいします。
まず、記念すべき第1回目はちょうど阪神・淡路大震災が起きた年でした。
そのため、1995年は「震」。
そのあと順に「食」、「倒」、「毒」、「末」と続きます。
食中毒や倒産、毒カレー事件や世紀末を連想させる言葉が選ばれました。
2000年には明るい話題が選ばれました。この年の漢字は「金」。
シドニーオリンピックで高橋尚子選手と田村亮子選手が金メダルをとったことが
最大のニュースでした。
2001年からは「戦」、「帰」、「虎」、「災」と続きます。
同時多発テロや拉致被害者の帰国、
阪神タイガースの優勝に新潟県の中越地震の影響でこれらの漢字が選ばれました。
2005年は「愛」、2006年は「命」と、明るい漢字が続きましたが、
2007年は食品偽装などにより「偽」。
その後「変」、「新」、「暑」が選ばれ、
東日本大震災が起こった2011年は「絆」でした。
また、2012年は五輪や金環日食にちなんで「金」。
同じ漢字が選ばれたのは初めての出来事でした。
2013年の総決算!今年の主なニュース
2013年もいろいろなニュースがありました。政治・経済ではアベノミクスによる円安・株高の流れやTPPへの参加表明、
憲法改正への議論や原発再稼動などがありました。
スポーツ界では2020年のオリンピック東京招致決定という
一大ニュースがありました。
長嶋茂雄氏と松井秀喜氏へのW国民栄誉賞も話題になりました。
教育界では体罰やいじめ自殺の問題がたくさんニュースで取り上げられました。
果たして、今年の漢字はどんな一字になるのでしょうか?